寒空の下で君を待つ

君の名は。ほんの少し前に流行ったような気がするけれど、時が経つのは結構早いもんですね。もう2年も前だよ。

タイトルに君を入れたから、「君の名は」の話を出したけど今回の話とは全く関係がない。

自分には昔から疑問というか、何が正解なのか分からないことがある。それは真冬のライブにおける服装、並びに心得である。ここで重要なのは「ライブ」だということ。「コンサート」ではない。コンサートというのは基本的に席が決まっているため、真冬で服を着込んでいても、会場で脱ぐなりして席に置いておけばそれで済むと思う。まぁ上着を脱いで、上はシャツか薄手のニットか何かでも着ておけばいいだろう。気合が入っているならTシャツでもいいと思う。

それに対し、ライブはどうか?ここでいうライブというのはライブハウスでの公演のことである。アーティストによると思うが、ライブハウスでの公演というものは基本的に熱いものが多いと思う。みんなで拳を振り上げ、アーティストと一体となり踊り狂うのがライブの醍醐味だと個人的には思っている。なので暑い。そして汗を書く。ということはライブを見る正装はTシャツだということになる。

なーんだ、簡単じゃないか。とはならない。なぜか。

まず第一にロッカー問題がある。自分はほとんど使ったことが無いので分からないが、ライブハウスによってはロッカーが無い所があるのでは?もしくはキャパに対してロッカーの数が余りにも少ないとか。

その昔、渋谷にあるAXというライブハウスにストレイテナーを観に行った。多分2000人ぐらい入るハコだと思う。真冬でかなり寒かった。ここはロッカーが有ったのだが、場所が外!しかもキャパに対して全く数が足りていなかった。みんな、ロッカーに上着とかその他諸々を預けたいが、寒いため預けるに預けられない。そんな状況だったので、とりあえずロッカーに一部の荷物を入れて、鍵はかけずに上着は着てロッカーの近くに待機し、荷物が盗まれないようにしていた。自分も同じ状況だったが、意を決して上着をロッカー中に入れ、鍵をかけた。上はロンT1枚だった。寒かった。そりゃ2月にロンT1枚なら寒くて当然っすよね。しかし、自分以外に半袖Tシャツ1枚というクレイジーな人々もいた。あんなん風邪引くよ。なんでロッカー外なん?でもそんなん言ってもライブハウス側の都合もあるから文句言えないよね。。。

次にポジション問題がある。ライブハウスの中にロッカーがあったとする。キャパも十分。だがしかし!預ける人間と預けない人間がいると、当然ながら預けないヒトのほうが見たいポジションで見れる可能性が高くなる。こっちは荷物を持ってわちゃわちゃやっている間に、フロアは人でどんどん埋め尽くされていく。

ああ、もう少し早かったらもっと前で見れたのにとか、後悔の念に囚われるのである。なので預けるに預けられない。

なぜ今、この問題について書いたのかというと、久しぶりに真冬にライブに行くことになったからだ。来年の1月にKANA-BOONがなんと小倉に来るって事でチケットを取った。福岡だと殆どのアーティストが福岡市でライブをやるので、小倉に来てくれるなんて粋な事してくれるじゃないの!

って事で1月13日にTシャツ1枚でウロウロしているアラフォーのおじさんを見かけたら自分です。変質者じゃないよ。。。

 

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