俺の名は。
はい。誰も聞いていません。
そうじゃないんです。世間で話題の「君の名は。」ですよ!
満を持して見てまいりました。
家族4人でしめて五千六百円。多大なる出費ではございますが、我が家の大蔵省よりGOが出ましたので本日映画館で見てきました。
映画の公開からだいぶ日も経ちましたので、映画館はまぁまぁ空席が目立っていましたが、むしろこれだけ日が経ったにもかかわらずこれだけの人がまだ見に来てるってことで人気のほどが伺えます。さすが興行収入145億円を突破しただけのことはありますね。
で、肝心の映画についてですが一言「面白かった」です!小学生から30代は十分に楽しめます。40代以上の人もアニメに嫌悪感がない人だったら楽しめるんじゃないですかね?
前半から中盤については男女の入れ替わりをコミカルに描いており、昔から使い古された手法とはいえとても面白かったです。
そりゃ健全な男子だったら揉みますよね?揉みますよね?
逆に女の子ってそんなに恥ずかしがるもんかな〜?あ〜、あれがぶら下がってる〜ぐらいの勢いなんじゃないかと勝手に想像してしまいますが、もうアラフォーの自分には女子高生の気持ちなんかわかるはずもありません。
で、中盤から後半にかけてシリアスな流れになってきますが、話が自然につながっていて好感が持てます。
何より最後がハッピーエンドで終わるのが良かった!
新海誠監督の作品はいくつか観ましたが、最後に鬱エンドを迎える場合があり、今回もそうなるんじゃないかと危惧していたんです。
ですが、最後にきちんとハッピーエンドで終わらせてくれて良かった。
そして何よりRADWIMPSの音楽がバッチリこの映画にマッチしていましたね。
「前々前世から僕は〜」の曲で盛り上げて、落ち着いたところではしっとりとしたいい曲が流れていました。この映画で使われた曲にはRADの風刺の効いた毒々しいどろっとしたところは一切見せず、清々しさしか現れていません。
でもいいんです。この映画にはそれでいいんです。
今までの新海誠監督の作品とは少しだけ毛色が違いましたが、非常にエンターテインメント性があり、万人ウケする面白い作品でした。でもこれだけ売れちゃうと、次回作とか期待されすぎてプレッシャーになり、本当に描きたい作品が作れるのか心配です。
と言いつつワタクシは次回作に期待しますがね。