雫井脩介「仮面同窓会」
「コインロッカーベイビーズ」でワタクシは文学というものには肌が合わなことを悟りました。
ということで、ふと本屋で見つけたミステリーものを読みました。
似ていますが仮面舞踏会ではありません。
大人になってから同窓会で会った面々が、高校の生活指導の教師にお礼参りを画策する。お礼参りの内容はお遊び程度のものだったが、なぜか実行翌日に教師の遺体が全く別の場所で発見される。教師はなぜ殺されたのか?犯人はこの中に?というものです。
やっぱり自分にはミステリーが肌に合っています。するすると読めました。
で、内容ですが。。。正直がっかりでした。。。
ミステリーって後半でどんでん返しがあって、そこでそうくるか!みたいな驚きがあるもんですが、その内容がねぇ。。。
中盤まで読んで大体の想像がついてしまいました。
それになんとなく途中でこいつが犯人なんだろうなっていうのがバレバレでした。
これは自分のレベルが上がったのか、作品のレベルが低かったのか。。。
本自体は読みやすかったんですけどね。読み終わって少々がっかりしてしまいました。
今度は「このミス」とかの上位作品にしときますかね。
話は変わりますが、雑誌や本も電子書籍やら読み放題のサービスがいろいろありますね。
雑誌はdマガジンを利用しているのですが、小説はまだ電子書籍を利用していません。雑誌や漫画だと電子書籍でも全然問題無いんですけど、小説はなんとなく紙の方が好きなんですよね。電子ペーパーなら目も疲れないんでしょうけど、iPadだと目が疲れそうでなかなか電子書籍に踏み切れません。でも読み終わった後はブックオフにでも売らないと場所もとりますし、そろそろ電子書籍も試してみますかね。